注目が集まるIT業界で取得したい資格

近年、さまざまなジャンルで急速にIT化が進んでいます。
男女問わず、システムエンジニアやプログラマーといったIT系の職種に就く人が増えています。
特に女性のIT関係者はまだ数が少ないものの増加傾向にあり、需要も増えています。
こうした実情に着目し、ITに興味がある女性に向けて、取得しておくと有利になる情報系の資格を紹介したいと思います。

IT初心者の方には、「ITパスポート」がおすすめです。
情報技術について理解し活用する能力があるということの証明になる国家資格で、PC初心者以外であれば難易度は高くありません。
取得を勧めている企業もあるので、持っておいて損はない資格です。

やや難易度が高い資格になると「基本情報処理技術者」があります。
IT機器についての問題が多く出題され、ITエンジニアを目指す際には最低限取得しておきたい資格と言われています。300~500時間ほど勉強すれば合格ラインに到達するとされており、独学で取得される方もいらっしゃいます。

「応用情報技術者」は、IT系の資格の中で最も難易度が高い国家資格です。
資格を保有していると重宝されるため、高年収を狙えます。
システム構築や開発の応用問題が多く出題され、覚えるべき内容がたくさんあるため、実務経験者でも一発で合格するのは難しいとされています。

これらの資格を取得しておけば、情報系の知識があることをアピールする上で有利になります。
しかし、IT系の職種に関しては、実務経験がものをいう世界であるというのも認識しておいた方が良いでしょう。
そのため、地道に経験を身に付けながら、資格もこまめに取得しておくのが最善の方法だと言えます。